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   自宅の小さな庭での、植物や小動物、虫たちの営みや、日々の生活のあれこれを、徒然に書いてみたいと思います。

震災後、行きたくて行けなかった場所へ。

本日2度目の記事になります。

 イトコのお線香上げに行った後、旦那さんに無理を言って、震災の後、
一度も行けなかった場所に連れて行ってもらいました。

そこに向かう途中、津波で流された橋がありました。
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緑色の橋が架かっています。
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この左側は津波で流されてしまって、新たにかけられた橋です。
こんな大きな橋も流されてしまいました・・・。
自然の猛威は、本当に恐ろしいです。



この緑の橋に、流された瓦礫が引っ掛かって、それを超えた津波が来たために
小学校が津波にのみこまれて、幼い子供たちが、たくさん犠牲になりました。
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ここは、ニュースでも報道されていた、石巻市の「大川小学校」です。
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何度か、水を取り除いて、捜索をしていますが、未だに見つかっていない
子供たちがたくさんいます。
何人もの人々が、次々に、ここを訪れて、しばらくたたずんでいきました。
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私も、しばらく立ちつくして、子供たちが早く見つかるように、手を合わせてきました。



ここは川の水門です。
水門の一番上にある、青いプレートの部分まで、津波が来たそうです。
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↓ ひいてみると、こんなに高い建物なのです。
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5~6メートルはあります。
こんな高さまで、津波が押し寄せてきたのです。
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↑ これはブルーの水門のゲートが、津波で横倒しになっています。
もともとは真っ直ぐに立っていたものです。



この近くに「釣石神社」というのがありました。
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私は今回初めて行ったのですが、山の崖に釣られたままの石が、何百年も落ちずにあるので、
受験に落ちないという願掛けで有名なところなのでした。
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山の上の本堂まで上る、石の階段の中腹まで、津波は来たそうです。
でも、釣り石は落ちなかったそうです。

この状態で落ちないのが不思議です。
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昭和63年の「宮城県沖地震」の時にも落ちなかったし、
今回の「東日本大震災」でも落ちなかったということで、
ここを訪れる人がたくさんいるそうです。



そして、震災以来、行けてなくて、行きたかった場所に到着しました。
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ここは浜の小さな部落で、津波にのみこまれて、すべて持って行かれて、
部落も解散になってしまった場所です。
来る途中の道路も、通れない場所や、崩れている場所がありました。



ここは、親の実家があった場所です。
子供の頃、毎年、夏に、ここに来ていて、私にとって、思い出の詰まった場所でした。
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小さい頃、ここの浜で、夏休みの間中、近所の友達と一緒に泳いだり遊んだりしました。
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↑ この場所が、親の実家だったところです。

こんなに海が近かったんですね~。
子供の頃、ここは海が近くて、夜には波の音が聞こえていて、
嵐の夜には、家の裏山の木々が、サラサラ葉ずれの音をたてていました。

祖父がなくなって、祖母もなくなって、何十年も訪れていませんでしたが、部落も解散して
何もなくなったと聞いて、一度、行ってみたいと、行かなくちゃと思っていました。

親は、きっと悲しくて来れないと思うので、私が代わりに、こっそり行こうと思っていました。

建物は流されて、何もなくなっていました・・・。



ふと、裏山を見ると、木の枝が赤いところがあります。
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波にやられたけど、木々は生き残って、春を待っているのですね。
春にはきっと、たくさんのお花が咲くでしょう。


私の故郷も、親の故郷も失って、思い出の場所は、もう心の中にしかないんだな~と
シミジミしていたのですが、植物の力強さに「元気出せよ。」と背中をポンと
たたかれたような気がしました。


帰りにお墓参りをして、何だかスッキリとした心で、満足して帰りました。




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| | 2013/03/10/Sun 19:14 [編集]
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| | 2013/03/10/Sun 21:02 [編集]
震災以来行けなかった場所。

ここに来るまでに2年かかったんですね。

ゆー様にとってこれからがやっとスタートなのかもしれませんね。

思い出はゆー様の心のなかに・・・。

天使の薔薇庭 Nana | URL | 2013/03/10/Sun 21:14 [編集]
ごめんなさい。  言葉がなくて・・・

政府は、放射能汚染からPM2.5に国民の目を向けさせて
原発推進を図っているのではないかとの
噂もあり、ものすごく憂うつです。
汚染水も海に流すなどと言っています。

震災人災の被害に、全神経を傾けてほしいのに
本当に情けない事です。

何も言えませんが、笑って今を生きる、私もそうしますね。
さくら | URL | 2013/03/10/Sun 21:38 [編集]
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| | 2013/03/10/Sun 22:11 [編集]
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| | 2013/03/10/Sun 23:03 [編集]
鍵コメさんへ
こんばんは。
コメントありがとうございます。

なくなった人々を思うことも供養と
お聞きして、何だかホッとしました。
そうですね。いつも近くにいる気がして、
こっちが笑っていると、一緒に笑ってる
ような気がしています。

釣石神社の石、不思議ですよね。
神様が宿っているのでしょうね。

いつもありがとうございます。(^^)/

 ゆー | URL | 2013/03/11/Mon 08:27 [編集]
鍵コメさんへ
こんにちは。
コメントありがとうございます。

あれから2年がたちました。
ようやく行けた場所でした。
毎年忘れずに発信していけたらと
思います。

落ちない石、不思議ですよね~。

いつもありがとうございます。(^^)/

 ゆー | URL | 2013/03/11/Mon 08:27 [編集]
天使の薔薇庭 Nanaさんへ
こんにちは。
コメントありがとうございます。

震災以来、いろんな意味で行けなかった場所です。
ようやく、たどり着いたという感じがします。
思い出の地はなくなってしまったけれど、
心の中には、今もありありと、すべてのことが
昨日のことのように思い出せます。
いろんな問題があって、地域も心も、復興は
これからですが、自分の出来ることをして
元気に生きていきたいと思います。

いつもありがとうございます。(^^)/
 ゆー | URL | 2013/03/11/Mon 08:52 [編集]
さくらさんへ
こんにちは。
コメントありがとうございます。

生きていると色んなことがありますね。
でも、だからこそ、生きることは
素晴らしいのでしょう。
今はただ、不自由な生活をしている人々が
少しでも早く、落ち着いて安心して暮らせる
ようになるといいなと思います。

いつもありがとうございます。(^^♪
 ゆー | URL | 2013/03/11/Mon 08:58 [編集]
鍵コメさんへ
こんにちは。
コメントありがとうございます。

思い出すのはキラキラした
楽しいことばかりです。
でも、思い出すと、何だか
ホワッとした幸せな気持ちになります。
思い出すことで、供養にもなるなら嬉しいな
と思います。

今も時々思い出すと、たくさん泣いています。
でも、泣いた後は笑っています。
笑わないとね、前に進めないから。
笑うってスゴイことですね。
先が見えなくても何だか元気になります。
そうやって、前を向いていきたいなと思います。

いつもありがとうございます。(^^)/



 ゆー | URL | 2013/03/11/Mon 09:05 [編集]
鍵コメさんへ
こんにちは。
コメントありがとうございます。

2年経つのは早いですね。
今年は復興が少しでも進んで
くれたらいいなと思います。
せめて、景色を見て、あの日を
思い出さないような風景に
変わってくれたら、いいなと思います。

いつもありがとうございます。(^^♪
 ゆー | URL | 2013/03/11/Mon 09:11 [編集]
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